正確な鑑定をしても、当たっていないという人の場合
当たらないという人は、よく読んで理解してください。
私の場合、「医者の診断」「天気予報」くらいは、当てます。
(もちろん謙虚に書いています、たったそれくらいかと思う人は
⇨90%以上当てると宣伝しているところに行くことを勧めます、
(実態がよくわかり勉強になります)
結論から簡単に言いますと、
「当たらずとも遠からじ」です。
しかし時々、ずばりの答えを出します。
この点が理解できる人と、
「100%かゼロか」という考え方の人とでは
鑑定結果による、アドバイスに大きな差が出ます。
後者の人は、占いに関する考え方は、小学生並みです。
100%当たると思ってくる人もいます。
常識的に、こんなことは子供でも信じません。
「100%もないし、ゼロもないと考えるのが、一般常識」
原因は、いろいろありますが、例えば、
※世間一般の常識が備わっていない考え方の偏りのある人。
被害者意識100%の人もいます!
相手の事を思って対応してるのにすべてを「恩を仇で返す」様な
感情的な偏りのひどい人。
※先入観として、はじめから、うたがっている場合。
※人が馬鹿に見えるタイプ、謙虚さのない人。
※相談者が、鑑定者の表現する言葉の意味が、理解できない場合。
※自己像を間違っている人。
例:自分の心の中で判断が右往左往してるのに、
判断力があると信じている人。
※過去の事を忘れている場合。
※まだ、事実が到来していない場合。
※見栄で素直に認めない場合。
※完全な言葉でないと否定する人。自己愛の強い人。
※良い答え以外認めない人。
自分の欲望が、即かなうと思ってる人、
「現実とどう折り合いをつけていくか」
という知恵を提供するのが本来の役割です。
これは高等な解釈の仕方です。お判りでしょうか?
よく当たるというのは、80~100%。
いつも100%では、ありません。
(当てると怒る人もいます)他の占いならば20~30%でいい
ところです。
たまに、ピンと来ないという人がいます。
依頼者との波動があってないときです。
こういう時には、本当に困ってること、周辺情報を話して
もらえば、問題、真因、心因などが鮮明になってきますが、
何も話さないで、答えだけ話してほしいという人がいます。
感情系に対して、時間的変化があり、近親者との関係に影響され、
自分を抑えている人がいます。こういう場合は一般的判断では
現状は異なっている場合がありますが、本質は変わりません。
※どんな名医でも、問診をします、名医は、問診を大事にします。
なぜ、聞くのか、同じ鑑定結果でも、
その人にどのように影響してるかという頻度は、
人さまざまです。
この点が素人の人には、理解できません。
肝心な判断材料も話さず、座れば何でもわかるでしょう。
何故、わからないのと!いう大の大人もいます。
いきなり「違います」というような人は、鑑定が難しいです。
鑑定者が気乗りしなくなるからです。
依頼者の性格によって、難しき問題でも笑いながら楽しく、
解決の方向に持っていける場合と、
権利意識ばかり強く、
金を払うのだから何とかしろというタイプとでは、
大きく解決の方向が違ってきます。
どうせ私の運は、悪いのだからという先入観を持っている人は、
鑑定者の勘が、働かなくなります。
自分自身が自分の事を、分かっていない場合があり、
周囲の人が全員頑固だと思っているのに頑固さを認めない人
もいます。
頑固な人は、がんこさを認めない、つまり頑固ということです。
10年も占い教室に通いながら、間違った自己像を持ち続ける
人が居ます。本当に勉強してないからです。
ex:夫婦の場合、奥さんに「あなたの主人は短気です」と言ったら、
奥さんは、「違います」と言いましたが、当の主人は
「私は短気」ですと、認めました。(奥さんが強い場合)
家族だから、わかっているという事は、ありません。
こちらの指摘を否定するよりも、
「そういうところがありますか?」
という受け止め方をされると、理解力が変わってきます。
初対面で、奥さんが知らないことを、主人の前で話したことがあります。
勿論、本人は納得しました。
自分を抑えている人も、答えと、ズレがでます。
実際の鑑定には、答えが沢山出て来ることを一般の人は知りません。
経験的に答えを選択していますが、
その選択や、表現方法が、うまくみつからない場合もあります。
こういう場合、相談者がいろいろと話してくれると適格な表現が
見つかります。
解説に関心がなく、自分のほしい答えのみ求めてくる人、
言わないのには理由があります、わからないのではありません。
見えない世界を占うのですから、両者で、前向きに答えを積み
上げていくという関係でないと、良い答えを導き出すことは出来ません。
求めている鉱脈のようなものが見つかると、後は、すいすい答えが、
導き出せます。
こういう事情は、依頼者にはわからないことです。
◆医者は、診断の際、
「パズルを解く様にして、診断する」
といいます、これと同じです。
相談者と、鑑定者が一体になり、相談者が鑑定者の表現不足を
カバ-すると深く観れます。
この感覚は、間違った先入観を持ってる人にはわかりません。
基本的には共同作業です。
この理解がある人と、そうでない人とでは、鑑定精度に開きが出ます。
「占いを活かせる人、ムダにする人」(講談社)の中に、
何もなかった事に感謝しよう。
という解説があります、悪い日は、必ず何かがあるということではなく、
運、不運は、紙一重、
すれすれに通過してることに気づきません。
米国で、核爆弾が爆発する直前の事故が18年間で、
700件あった事が明るみになりました。
すれすれに免れたと理解するほうが賢明です、
※油断した時が、一番危険です。
私自身、何度も経験しています。
何か物を落したとか、ちょっとつまづいたとかという場合は、
危険なサインです。
アドバイスをして、すぐ実行する人としない人がいます、
実行しなくては解決しません。
(「占いを活かせる人、ムダにする人」)
社交性のある、明るく動的な人と、目標行動的に努力する人と、
混同する人がありますが、実際は違います。
こういう違いを素人判断して占法を論じると間違います。
素人がプロの言うことを否定して、頓挫した、自己主張の強い、
元社長婦人が居ました。
この会社は、すぐ、つぶれました。
本当のことを言ったら怒る女性がいます、理由は(前述の)
「自分が求める答えを言ってもらえなかったから」です、
このことを知っておかないと占い師が被害を受けます。
柄の悪い女性の場合、自分の希望していることと逆の
鑑定結果が出ると、返金を執拗に要求してきました。
すでに鑑定の時間が終わり、鑑定を断ったのにです。
同じ四柱推命で鑑定してもらったのに「表現が違う」という人がいます。
鑑定する立場から言うと、当然です。
この人は百パーセント完璧でないと納得いかない人です。
根本的には、占い否定論者です(1年間この人の言動から判断して、)
この人の場合、根底に不安感があり、何かと戦っています。
質問する場合、いつも、聞き取れない速さで話しました。
「なぜ!わかるのですか!」と、びっくりした様な怒った言い方を
する人が時々いますが、普通に鑑定しただけです、勿論わかって当然です。
この人は、わかるはずがないと思って鑑定依頼している人です。
明るい人は、明るい占い師のところに来ます。
※暗いことばかり考えている人は、暗い占い師のところへ
引き寄せられます。
同じ占い師から鑑定を受けても、明るい人は、悪いことでも
明るく受け止めます。
例えば、結婚運は?と、聞かれたので「ない!」と答えたこともありますが、
本人は、明るく、よい点だけを、心に留めて帰りました。
こういう事例は、誤解されますが、本人が良く承知のことです。
暗い人は、自分を傷つける言葉ばかりが、心に残ります。
実際、暗い人は、鑑定が難しいです。
運を呼ぶとは、快適なリズムを持っていること、血色が良いこと、
明るいこと、笑いのあることです。
(「運の法則を読む」)