創業塾に注意!
昨今、創業をあおる市やその外郭団体、商工会議所、商工会など
リスクを負わない公務員系、会計系
(経理さえわかれば経営ができると思ってる連中)が主催の講座が
開催されていますが要注意です。
「独立するために会計学校に行っています」という創業者本人は、
即、創業の夢は捨てる事です。
そんなお堅いことでは創業の冒険はできません。
会計は、そこそこの会社でも、どんぶり勘定でいいのです。
(参考:どんぶり会計事務所)
創業というのは、予測ができない非常にリスクのある行為です。
別の言い方をすると、予測が外れるのが普通です。
「創業は多くが失敗する」のが原則
安定型の組織にいる連中が予測のつかない創業という冒険を推奨すると
いうこと自体が大間違いです。
それをダイナミズムのないお固い組織が、さも
商工会、県や市の主催、商工センター
「順調にスタートできるような内容」のセミナーを開きます。
まず、講師が税理士の時は必ず経営計画の作り方を話しますが
税理士は既に操業してる会社の1年先の予測すらできません。
次が中小企業診断士、彼らは教科書通リの事しか話しません。
特に研修専門の講師は目まぐるしく変化する市場や業態、商品に対する
知識は古く、話す内容もワンパターンで、現状に対応していません。
例:中小企業大学校講師
講師自身がホームページすらない、SNSも未経験なら、お先真っ暗です。
この時代にネットの知識のない講師の創業塾は、やばいです。
経営計画とか必要な売り上げ、会計知識などは、売れる、金が入る条件が
整った段階での話であって、それまでの軌道に乗せるプロセスが大変なのに
この段階を、通り一編の話をする創業塾に注意!
経営計画とか必要な売り上げ、会計知識などは、売れる、金が入る条件が
整った段階での話であって、それまでの軌道に乗せるプロセスが
大変なのに、この段階を通り一編の常識論でごまかしています。
創業の前提は、独立するに値する、本人の資質(根本)、資金力、
売れる(ニーズのある)商材、商品、
市場、店または個人または、ネットの営業力などの
条件が合っているかどうか?
人様の商品を売るような営業形態に利はあるか?
夢を追うより、リスクをピックアップした方が現実的。
夢追い人には、これができません!
1、方向が定まるまでの創業者の努力が継続するか?
2、資金が続くか?
家賃と人件費を払って、労務提供をして利益なしの状態に終始しないか?
3、予測以外の事態に対して様々な対応策がとれるか!?
通常の独立意識は、やってみたいだけで技術は習っただけ、未経験、固定客もいない、開拓力もない状態で部屋を借りる。
という様なスタイルで金が続く間のみは維持できるがその先は、
散財して終わりというのが通常のパターンです。
金のなる木、金を生み出す金脈金鉱を掘り当てられるかが創業の条件であって
運営方法は2の次3の次です。
税理士や中小企業診断士が必要なのはこの段階です。
一番重要なのは、本人が独立向きかどうかです。
頭はあっても人がついてこない、金に縁がないでは、やっていけません。
資格をとって部屋を借り看板を掲げて、名刺を作り、人を雇って、肝心のお客が来ないという経営コンサルタント、税理士もいました。
創業は計画通りにはいかないのが普通。
計画は絵に描いた食えない餅
成功者の話は、その人の例で聞いてる人のことではありません。