どれくらい勉強すればよいですか?
勉強を急ぎ、すぐ挫折する人が必ず質問することは、
1「どれくらいの期間、勉強したらプロになれますか?」
答えは
「個人差があり、あなた次第です」
時間と金額を聞かれる方にいくら
「個人差があります」と答えても、
どなたもさらに詳しく聞かれます。
いくらモデルケースでお伝えしても、
それがあなたに該当するかどうかは、
やって見られないとわかりません。
どのレベルを狙うかにもよります。
詳しく聞かれようとするのは、根底に
不安感があるからです。
「何があろうと乗り越える」ということでないとプロになる事はできません。
2「勉強しても、ピンとこない」
普通、他の人は、絶対に言いません。
普通の人は期間を気にせず興味を持って楽しみながら勉強しています。
急ぐ人は、家に帰ってネットで勉強して時間を短縮しようとします。
どんなに急いでも「思索」の過程を省略する人は、
暗記型学習の領域から脱しきれません。
ネットで正しい知識が得られると思う事自体が誤り、非常識です。
こういう基本常識のない人が人のためのアドバイスができますか?
ピンとこないという事は、詳しく言うと、
自ら、ピントを合わす努力をしていない事です。
今まで知らなかった事を勉強するので、自らフォーカスしないと、ピントが
合わないのは、当然のことです。
「ピンとこないというのは、すっと、頭に入らない思うように理解できない、
ジャンルが違うという意味です。
もっと言えば簡単に考えすぎていたという事です。
実際は簡単ですが慣れていないだけというのが真実です。
未経験のことを学ぶのですから、わからないことがあるのは、
当たり前だという前提を理解していません。
ほとんどの人は、この違和感を感じません、別に感じても普通の事です。
「おもしろい」「毎回、わくわくする」という、とらえ方をする人も沢山います。こういう人は、問題ありません。
すぐに「完ぺきにできなければいけない」と思う人は、
勉強するという前にプライドの傷つくことを恐れます。
熱心には勉強していますが、薄氷を踏む思いで進み具合がスローです。
自分にはできないという結論を急ぐ=挫折の道
を歩むことになります。
(潜在的には自分の偉さを証明できないという苛立ちがあります)
質問をすることを重く感じるか、何か落ち度はないか追及してきます。
80歳の人でも理解できるレベルです。
急ぐ人は、効率を求めます。したがって
繰り返しながら勉強していく
という学習の基本を嫌います。
結果「実際は、不完全なのに、これ以上勉強しなくてもよい」という結論に到達し、不完全な部分が露出すると、ダメと思います。
「繰り返しながら思考していくという過程で磨かれていきます」
(「脳に悪い7つの習慣」)
※期間だけでは表せない基本能力
①「興味と好きである事」
②「磨いていく考え方」
③「工夫する努力」
④「努力し続ける」
⑤「永久にぶれないこと」=成果
モーツアルトは10年以上の苦しみの末にたたえられる様なレベルに至った、
それ以前は独創性もなく他の曲をまねたような曲ばかりだった。
ダーウインもトルストイも幼少時には、つまらない子供と思われていた。
有名なスポーツ選手も当初は才能がないと言われた。イチローも。
マイケル・ジョーダン
高校時代は、代表チームの選考から漏れた。
9000回以上シュートを外し、300試合に敗れ
決勝シュートを任されて26回も外した。
人生で何度も何度も失敗してきた。
だから私は成功した。
どんな事でも、何かを達成す場合にとるべき方法はただひとつ、
「一歩ずつ着実に立ち向かうことだ」。
これ以外に方法はない。
(アメリカのプロバスケットボールの神様といわれた男、
⇒マイケルジョウーダンの名言)
以上(「マインドセット」)
心身ともに忙しい人は、
「自分に向いているか、どうかの結論を急ぐ」
急ぐという事は、飛び越しになり置き去りにするものがあります。
ただ暗記するだけで、思索しません。
このタイプは、最初だけ熱心ですが継続できません。
期間の問題ではなく「意識の問題」です
あの小沢征爾でも毎朝1時間は楽譜の勉強をしています。
元帝国ホテルの料理長は帰宅後、毎日1時間料理の勉強を欠かしません
でした。
バレリーナの森下洋子は50代になっても1日5時間の練習をしていました。
ヨーロッパに行くとき飛行機のファーストクラスで練習したこともあります。
⇒こちらも有名人はいかに努力したか
占いというのは、そんなにハードなことでは、ありません。
毎日、人様を観察することでも養っていけますが、継続が大事です。
急ぐ人の特徴、一番苦手なことは、
「育んでいく」という事です。
勉強は,
「時間をかけて育んでいく」ものだという考え方の人は、
探求心や、努力を継続して、才能を伸ばせますが、
急ぐ人、その本質は「早く達成しないといけないという焦燥感」から、
「自分には、能力があるかないか?を早く見極めようとする事です」
この証明をスタンフォード大学の心理学教授が証明しています。
(下の書籍参照)
結果、自分には合わないとか、能力がないとかを見極めてしまいます。
早い人は、講座の体験に来た時点で、すぐにあきらめます。
これは、あまりにも早すぎます。
できないとか、
能力がないのではなく、
あきらめが早いだけです。
ウサギと亀の競争、どちらが勝ったでしょうか?
何故、ウサギは負けたのでしょうか?
少しでも、わからない事があると、すぐ断念していては、
伸ばせるものも伸ばせません。
潜在能力とは、コツコツと時間をかけて、伸ばしていくことです、
時間をかけて開花させるものです。
わずかな時間で能力がないと判断する事では、ありません。
その人その人の「脳の畑」が違います、その耕し方は違いますので、
人と比較するものでは、ありません。
上記のようなタイプの人は、どういう共通性があるか分析してみました
ら面白い結果が、出ました。
途中で挫折する人は、共通しています。
生まれ星や、誕生月も同じです。
(こういう分析は心理学では、わかりませんが)
プライドの高い、気の変わりやすい、
一生心身ともに忙しい、プライドの高い人です。
同じ財務の本を100回読んだ社長がいます。
毎日100回ドイツ語の歌を練習した人がいます。
休んだ次の日は200回。
貴方は、ウサギですか?
かめですか?もし、
才能を伸ばしたいなら、いやでも、カメになることです。
「やればできるの研究」私の指摘することが具体的な事例で書いてあります。