陰暦、太陽暦

暦には、現在国際的に使っている太陽の周期をもとにした太陽暦と、

古典的な月の周期をもとにした陰暦

(旧暦)があります。

古代では、ほとんどの国が月をもとにした暦を使っていた。

日本では10回改暦が繰り返され、

明治政府は、明治5年12月3日を突然、明治年1月1日の太陽暦にした。

 

陰暦は不正確なので日常では、正確な太陽暦を使っているのにもかかわらず、日本多くの占い(命式の)は不正確な陰暦を使っているのが現状です。

 

月の周期をもとにした陰暦では、例えば、元旦から23日迄の生まれの人は

前年生まれになります。(年により変化)

これは元にしてる暦が、明治5年までの

不正確なものをそのまま使っているのが、原因です。

つまり暦の不正確上前年度が今年にずれ込んでいる状態で、1月は当然1月で、これを前年度というのは、間違っている暦上のことで、これを鑑定に適用するというのは、まったく言語同断です。

しかし、指導者はこれを占法と混同しています。

 

東洋流の占法で使っている旧暦(陰暦)は、1年が354です。

陰暦は、年間[11のズレ]が出ます。

したがって、

運命を左右する日が見れません。

当然、時間どころではありません。

陰暦の占いでは時間が見れないどころか暦の「日にちが不正確」というのが、現状です。

理由は、か月29.4日の月の周期を基にしているからです。

 

日本は、暦が不正確なので、過去9回の改歴を経て、明治5年、暦の大改革をして正確な暦に変えました。

明治5年11月の次の月を急に新年に大改暦を行っています。

明治5年末に国際基準に合わすため強制的に新暦にしたのです。

このドタバタ劇は物語になっています。

しかし、政府はことが大げさにならない様にしたので、陰暦に問題があると、多くの日本人は気づいていません。

「明治の暦大改革」

太陽暦は3千3百年で1日のみです。

現代の暦は、国際的に通用する、太陽暦(グレゴリオ暦)

が、国際的に使われています。

 

東洋の占いは、いまだに、古い不正確な暦に拘泥しています。

理由は古典という権威づけ伝統主義。

(季節をより正確に表すのも旧暦より新暦です) 

 

占いの3分類の一つ「命式」とは、年、月、日、時間を元に占うものですが、

東洋流では、九星、気学、方位学、四柱推命、算命学、紫微斗数など不正確な「陰暦」で見ています。

(細木数子の六法占術は「陽暦」です)

 

西洋流では、マヤ暦、カバラ数秘術、数霊術、占数術、占数学、星占いなどがあり正確な「陽暦」でみます。

ただし、マヤ歴で役に立つのは年のみです。