不登校、引きこもりの心理

いじめにあった犬は保護しても背を向け顔を背けています。

引きこもり状態で餌を近づけても食べません。

ねこの場合も隅に隠れたり小さい子猫でも威嚇してきます。

つまりは保護されてるという現実を理解できていない、いじめられたという「記憶が支配」した状態のままだということです。

 

人に愛された経験のある猫は立ち直りが早いですが、その経験がないと、

ひどく暴れます。

つまり愛されるイメージがないからです。

 

人間の場合も、不登校や引きこもりは「過去」にいじめがあったとか嫌なことがあったというままの状態です。

外界を閉ざしてるので、今、現実はどうなのか救いはないかということを確かめようとしません。

考え方が狭く固定的です。

自由性がありません、親の影響です。

 

自分を支配してるのは、自分の中にある過去のイメージです。

「今は、それが起きていない」ことを認識させることが第一歩です。

 

それだけでなく、服装、姿勢、生活習慣、言動にそれらが現れています。

それらを読み取れば「その人を支配してること」が読めてきます。

 

これがゲシュタルトセラピーの考え方の一部です。

ゲシュタルトはドイツ語で全体という意味です。

生物学、哲学、心理学、宗教などを統合しています。

単一ではだめということです。

 

不登校、親と子のあり方①