義理の人間関係から逃れる
「義理も廃れば、この世は闇だ」という歌詞もありますが、
義理の人間関係で思い悩む人がいます。
しかし、義理も「相手の人情がなければ」別れるべきです。
しかし、多くの人は決断できません。
ケース①非常に性格の悪い、DVの姑の関係で何年も苦しみ悩んでいた人。
関係を絶って楽になったと言いながら、
まだ、面倒をみるべきか、どうかか悩んでいます。
「捨て切れない道徳観」の影響です。
道徳観とは儒教の影響で、儒教は国民を納めるための政策で最もな様ですが、そうでない部分もあります。
道徳観も国により違い、イタリアでは、仲の良い悪いに関係なく、嫁が義理の姑の面倒を見ないのが社会規範です。
ケース②毒親のいる理不尽で我欲の強い家族で育ったものは、似た様な家族の者と結婚したり、付き合ったりします。
(悪い運命から抜け出せない自覚のない運命の継承、因縁の遮断ができない)
問題のある親から早く離れる為に結婚したとか、兄弟から早く離れるために
結婚した例もあります。
親が干渉する場合、高校生は、全寮制の学校に入るのは適切です。
結婚してからも親が干渉してくる場合は、離婚になるケースもあります。
★問題のあるタイプの特徴。
①理不尽で身勝手な行動が目立つ。
②口が甘い、または、平気で嘘をつく。
③小さな約束も守らない。
常に常に言い訳を用意している。
④自分の利益のみを考える。
⑤自分勝手な主張が強く、
改める気持ちは全くない。
こういう人たちの批判をいくらしたところで改められる事はありません。
★「別れることを決断できない人」の原因と特徴。
①性善説的考え方が強く性悪説的考え方がない。
②常識が通じない相手なのになんとかしようと思っている。
「あなたをなんとかしたい」と思う人は、心理ゲームの罠にはまり
「かも」になる。
(⇒心理ゲーム理論参照)
③⇒人を助けたい性格のタイプは、
イネーブラ一(身近な人を心配して良かれと思って行うことが裏目に出て、逆に相手の問題行動を助長してしまう人)に陥りやすい。
⇒「救援者」になり、結果、相手は救えない。変わらない。
④ワンマンタイプの場合は自らトラブルを選ぶ。
⑤正論を押し通したり完全さを求めると執着心が自分を苦しめる。
⑥強い親のもとで育って従属のAが高いタイプは当事者を捨て切れない。
⑦自分で判断ができない人は、他の人に共感してほしくて相談するたびに様々な意見に遭遇し、ますます混乱し、決断できなくなる。
⑧理想論、あるべき論者は、自分の主張のために積極的に問題と関わり抜け出せなくなる。
⑨自分の存在感を確認したい人は、努力するが報われない。
⓾暇と金と親切心のある人が、
⇒心理ゲーム②にはまる。
例:「精神療法」「診察室のゲーム」
「おせっかい焼き」
「教祖と信者」「苦労性」