名刺相について
のれんは全人格的な信用の世界
山崎豊子
のれんに代わるものは現代では「名刺」
最近の名刺は、信用よりもイメージ
(デザイナーが作った)を優先、
他人が作ったものに依存する名刺、
ごちゃごちゃ書いた雑な名刺、
営業努力よりも安易に顔写真を載せるなど、本人の威信をかけた
名刺作りという考えは、後退しています。
★失敗する名刺の代表例
単に悪いというだけでなく、会社の場合は倒産します。
すぐ倒産しないのは、まだ勢いがあるからで、
年貢の納め時が来れば必ず悪い結果が来ます。
悪い名刺のリスト
1パソコン名刺
2デザイン名刺
デザイナーの個性が反映され
自分の名刺では、なくなっています。
3規格外名刺
4「儲かる」名刺
(業者は撤退しました)
5 趣味まで書いた複雑な名刺
6 二つ折りの名刺
2種以上の内容を記載した名刺
7 紙以外の材質使用の名刺
8 肩書の多い名刺
2種類以上の肩書、職種、専門を記載した名刺
9 字が薄く読みにくい名刺
10 名前が大きい名刺
11 手書き文字の名刺
12 派手なデザイン名刺
13 顔写真入り名刺
など..
複雑な名刺は、潜在的に依存心を高め、
自分のすべきことを名刺に依存します、
良い結果は得られません。
当然!運気に悪影響します
それが「相」という事です
この関係は、昔の人なら経験則でしたが、コマーシャル文化の現代の人には、理解できません。
奇抜な名刺は、本人がバランスを欠いた人間であり、 薄い名刺は、本人がはっきりしてないということ、ごちゃごちゃ書いているのは、散漫な人間ということです。
高額な名刺を売りつける
「印刷屋が儲かる名刺」の講座が、ありましたが、
名刺相についての解説は、書籍でも現在は、ありません。
私はテキストを作っています。
上記の「儲かる名刺」の講座を受けたことがありましたが、
儲かるとは「名刺屋が儲かる」という事で、
名刺相から見ると、儲かる名刺では、ありません。
デザイン名刺はデザイン屋が儲かります。
印相の八方位理論や、風水という名のもとに、色の名刺を勧めるのは
間違いです。
八方位は、そのまま名刺には適用できません。
パーソナルカラーなるものは、まったく意味ありません。
最近は、簡易なパソコン名刺やデザイン名刺が主流ですが、良い名刺ではありません。
パソコン名刺は運気を下げます。
ある音楽家が、パソコン名刺から印刷名刺に変えて、すぐ仕事が好転しましたが、その後、私の推奨しないデザインにして運気が下がりました。
アメリカの加州知事の本物の名刺を見たことがありますが、
実に質素でカラーは、一切、使っていませんでした。
下に画像添付
名刺とは、公式的なもの、
昔の「家の表札」と同じものです。
本来は、公式的なもの、販促用、趣味と3種類を使い分けるのが
本来の作り方です。
名刺は自分の代理となるもので、下手をすると凶運を招きます。
(年数が経てば、必ずわかります)
自分の顔写真や似顔絵を入れるのは営業力を下げます。
派手なデザイン名刺が流行する昨今ですが、運命との関係を誰も考えてはいません。
数万(3~6万)の高額な名刺を売っている業者は、名刺相をまったく知りません。
何もかも欲張った、単なる趣味名刺です。
(デザインは壊れています)
デザイン名刺は、デザイナーとカメラマンが儲かる名刺です。
デザイナーの個性を表現した名刺はあなたの名刺ではありません。
単なるデザイナーの作品です。
破竹の勢いの若い経営者が「和紙の名刺」を使っていましたが、
やがて、倒産しました。
「夢を実現する○○」の団体の代表が「手書き文字」の名刺を使っていましたが、
この団体は、夢は消え去り消滅しました。
どちらの例も繁盛する前に見て、やばいと感じました。
ある女性経営者が、高額な名刺を作りましたが効果がないといっていました。
名刺は単純にしてHPに力を入れる時代です。
倒産した女性経営者が自分の名刺を死相の名刺と言っていました。
自殺を考えるまで苦労しています。
名刺を見る3か月前に倒産予告をしています。
私の⇛「名刺相講座」では実例で説明しています。
アメリカカリフォルニア州知事 シュワルツネッカーの名刺