運命の扉を開く考え方-1

運の考え方

人生は、山あり、谷あり。

人生の谷では、もがくことなく、悲観せず、谷深ければ、
山高しの可能性あり。悪い時期の落ち込みをうまく通りすぎる知恵と工夫が大事。
失意泰然(物事に動じない)得意淡然(有頂天にならず)気になる事は、すぐ片付ける。

(メイ牛山)

    

すべてに、前向きであれ。

悲しみに甘えてはいけない。

20代は、苦労して、当たり前。
人生上り下りの10年間は辛抱せよ、人生には穏やかな流れと、

激しい流れとがある。

誰が見ても気の毒な状態の時は、運命好転の時期(他力本願)。

 

よい言葉を千回唱えると、貧乏神が逃げる。(斉藤一人)

「否定語」を使わないと脳が活性化する。
 言葉には霊が宿る、言うと、その通りになる、悪い言葉は言い直すべき(沖縄の諺)
心理学の大原則「人生は注目した通りになる」(マインドセット)

 

病気になる人は、柔軟性に乏しく、変化や、不意打ちに弱い、病む時は、病むが良い   

 (良寛和尚)
「赤きもの赤しといわであげつらい五十路あまりの年を経にけり」(西田幾多郎)
(人間は、素直になれないまま、物事の真理を馬鹿にして年を取ってしまう)。

  

どんな不幸にも、幸せの前兆というものがある、逆に不運の兆候もある。
敗者のくせ:自分で出来る簡単な行動を抑圧して、他人に依存する。(抑圧の心理)
難しいと思われる事には、自分から進んで立ち向かっていく、そうすることによって、
もっとも、たやすく、うれしい事に変る。(アランの言葉)

 

人間の精神は、差異によって、刺激され、欠陥によって輝く。(ヴァリ-)
君が笑えば、みんなが笑う、しかし、君が泣けば、君一人だけになる。
 大山のぶ代は、子供のころ声が変だったことを母親のアドバイスで活かした。

 

過去は経過、経験に過ぎない、過去にとらわれることなく、明日あるのみ。
(大富豪に嫁いだ、バツイチ女性)

過去に対する尊厳と、未来に対する恐怖を取り去れ。
「済んだ事にくよくよしない、未来は神に任せる」(ゲ-テ)

 

嫌なことはさっさと忘れ、現在を精一杯前向きに生きる、
選んだ道は自分で責任をもつ。
(瀬戸内寂聴の小説「いよよ華やぐ」のモデル、鈴木真砂女)

 

生きる技術とは、常に目標をもちつづけ、それに集中すること。
何も目標をもっていないという事は、悪い目標をもっている事よりも悪い。

 

成功者の共通点は、努力の仕方が常人と違う。
困難にあっても、何も怖くなかった、どんな時も「ここで踏んばる」事の大切さを
子供の頃から、厳しい生活体験をとうして、知ってきた(建築家、安藤忠雄)
毎朝5時に楽譜の勉強をする(世界の小沢征治)

 

18年間、家で1日1時間の料理の勉強を欠かした事はない(帝国ホテル料理長)

ニュ-トリノを捕まえた事は「幸運だった」と良く人に言われる、確かに運も良かった
けれど、確かな準備がなければ運はつかめなかった。
少年の時、小児マヒを乗り越えた経験が活きた、
バスに乗れないので片道1時間を歩いた。
(「やればできる」 )小柴昌俊のノ-ベル賞受章者

 

あきらめない、くじけないで続ける事(TRONの開発者、坂村健)
25才で駄目と言われた、1日3時間の勉強(世界一の生保セ-ルスマン原一平)

有森裕子と世界初のテレビを開発した人の共通点は、学校の成績が悪かった事。
「素質のある選手は沢山いるが、少しの判断の違いで運は変わる」(小出監督)
中学生以下のレベルだった有森裕子と、金メダル2個の実力者、鈴木博美選手の違い
有森裕子は、男性の2倍の努力、監督に禁煙を迫る、鈴木博美選手、すぐ結婚した。

 

「危険が身に迫ったとき、逃げ出すようではかえって危険が二倍になる、

どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。
救いのない運命というものはない。
「窮すれば変ず、変ずれば通ず」(困ったら変えることで解決する(易経)

「どのような計画であれ、重要な要因は、あなたの信念です、信念なくして成果が
得られることはありません」(ウィリアム・ジェームズ 米国の哲学者)

 

人生は、目の前を通りすぎるチャンスにいかに食いついていくかで決まる。
人生は、心のもち方で世界は変わり、イメ-ジしたように変化する。(黄金律)
機会が人を見捨てるのでなく、人が機会を捨てる。(運命の原則)

日ごろの努力なしでは、チャンスが来ても何も起こらない。

チャンスに乗るためには日ごろの準備(研鑽、情報収集)
訪れた運命には、乗るべし。

機を待つに仁(いつくしみ)機に乗ずるに勇。

 

不運の時は、自己正当化、保身をせず、人に勝つことよりも、「負け方」が大事。 
「負けず嫌い」は自己批判力を失います。
必要なのはチャレンジ精神だけではなく負け上手。
運や、才能はいつまでも続かない。
(勝ち続けている経営者の秘訣)
何も咲かない冬の日は、下へ下へと根をおろせ(基礎を固める)。

 

開運は、良い悪いの「循環の波」を、どう活かすかに関係しています。
不運は、自分の弱点がさらけ出される時、弱点を見つめ、気分を替え(気分転換)
環境(職場、住所など)を替える事も一つの方法。
「古いしがらみ」に見切りをつければ、それだけ早く新しい幸運が見つかります。

 

人生の踊り場の対処法 
人生の踊り場は、がまんの時期 成長の壁、下降/衰退かの分れ目、この時の対処法
で、成否が分かれる、転換期。次の機会に対処するためのエネルギ-を蓄積する時。
溜めの時:観察、反省、忍耐、休息、勉強、調整、準備、転換、追求、Follow。
全体の状況をを把握する。対策を立て少しでも目標に近づける。
人との関係を作りながら現状を観察する、そして課題を追求する。
やる気を起こす工夫をする。
上昇の時「凧を揚げるが如く」牽引策、引きが大事。自分に圧力をかけて上昇させる
行動を展開。達成できない状況があってもあきらめないで必ず成功させる。

 

運というもの   
「人生というものは虚(むな)しく複雑、且つ浮動常なきものである」モンテニュ-
「人生は照る日、くもる日」「一栄一楽、これ春秋」「諸業無常、万物は流転する」
「人間万事、塞翁が馬」
 ①馬がいなくなる。馬がもう一頭、連れて帰ってくる。息子が落馬する。
 怪我で戦争に行かなくて済む。

 

「運命は、災難にあわせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している」
「賢者には、毎日が新しい人生である」(道は開ける/D.カーネギー)
私達は、現実の中でしばしば、自分の不運を嘆く、けれども実は、自分が招いた事。
(自分を取り巻く環境は自分が写し出した鏡)「原因と結果の法則」

人生のほとんど全ての不幸は、自分に関する事柄について、誤った考え方をする事か
ら始まる。(スタンダ-ル)

 

汝の運命の星は、汝の胸中にあり[ウイリアムテル](シラ-、ドイツの劇作家) 
人は運命の建築士なり。(ドイツの諺)

 

社会は瞬転する、安寧(何もしない)状態でいるな。
普通の人びとは、不安の中に埋没し、無為な時間を過ごし、次のステップに進まない。
人生の試練を何回か経験し、それを乗り越える度に、困難に直面する自信と勇気が湧く。
いかに天与の才人でも、迷い、つまずき、転び、傷ついて、泥まみれにな成らないと、
本物に成れない。(山本周五郎)

 

「登山の目標は、山頂と決まっている。
しかし、人生の面白さ、生命の息吹の楽しさは、その山頂にはなく、かえって逆境の、
山の中腹にあるという」(吉川英治)
運が良くても悪くても「本当の自分の可能性を探り続ける」事で運勢は開かれる。

 

不幸になる道  
1人に対しストロークを与えない。人との縁を活かさない限り人生は開けない。
 (ストロークとは、相手と接触し、認め、働きかけ、刺激し合うこと)   
2人にストロークを求めない(相手からのストロークを拒否する)。       
3自分に対して、自ら励まさない(みじめ好み、人に期待する)  
4値引き…自分の価値を下げる言動を行う。                             
・否定的な感情を相手に伝える
・言葉,態度,行動、表情で相手を傷つける。
・自他ともに過小評価し、卑下する(自己否定、他人否定)。
5「価値ある自分」と「自分の弱点」との自己による「内面的対話」をしない。

 

 運命を開く考え方ー2